コーヒーでリフレッシュしたり、もうひと頑張りするために気合いを入れたいのに、飲んだら気持ち悪くなる…
たくさん飲んでも大丈夫な時もあれば、たった1杯で気持ち悪くなるときなど様々…
僕もたまに気持ち悪くなるときがあるんだよね…
コーヒーを飲むことによって引き起こされる吐き気や頭痛、下痢などの副作用は一体なにが原因なのでしょうか。
この記事ではコーヒーでなぜ気持ち悪くなるのか、その主な原因から副作用への対策について解説していきます。
コーヒーとの正しい付き合い方を知って、楽しいコーヒーライフを過ごしましょう!
コーヒーを飲むと気持ち悪くなる理由
コーヒーを飲んで気持ち悪くなる主な原因は下記4つが挙げられます。
それぞれ解説していきます。
カフェインによる刺激
コーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸は、その刺激により胃腸に負担をかけることがあります。
カフェインやクロロゲン酸は中枢神経を刺激し覚醒作用をもたらす一方で、胃酸の分泌を促進し胃の粘膜を刺激します。
このため特に空腹時なんかにコーヒーを飲むと、胃腸が刺激されて気持ち悪く感じることも…。
特に胃腸が敏感な人や、胃酸過多の人は症状が出やすいよ
またカフェインには利尿作用もあるため、飲むことで体内の水分が失われやすくなります。
この脱水状態が進むと、頭痛やめまい、気持ち悪さといった症状を引き起こすことがあります。
特に、1日に大量のコーヒーを飲んでいる人や、水分補給を怠りがちな人は、このような症状に陥りやすいです。
コーヒー飲むとトイレが近くなるよね
また、個人の体質やその日の健康状態により、カフェインに対する感受性は異なります。
ある時は大丈夫でも、別の日には気持ち悪くなることはよくあることです。
コーヒーアレルギー・中毒
意外に感じるかも知れませんが、コーヒーでアレルギー症状がでる人もいます。
アレルギー症状としては、皮膚の発疹・かゆみや頭痛、腹痛、下痢、嘔吐や吐き気など症状は人によって様々です。
さらに症状がでるまでの時間も人によってバラつきがあり、アレルギーとは気付きにくい場合もあり注意が必要です。
ある日、突然アレルギー症状がでる人もいるから注意だよ
またカフェインの過剰摂取によるコーヒー中毒でも、同じような症状がでる場合があります。
体調などにも影響されるので、くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう!
自律神経の乱れ
体温や呼吸などの身体機能を、常に一定状態に保つために働くのが自律神経です。
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」に分けられ、それぞれが異なる働きをします。
交感神経は、活動するときに働く神経で、副交感神経は、休息やリラックスをするときに働く神経です
くすりと健康の情報局
カフェインによる覚醒作用が強く作用することで、交感神経が優位に働きやすくなる場合があります。
そして交感神経が優位に活発になることで、気持ち悪さや吐き気、頭痛などが出る場合も…。
特に疲れているときなど自律神経のバランスが乱れているときに、がぶ飲みなんかは注意が必要です。
コーヒー豆の劣化
コーヒー豆は、焙煎すると次第に劣化(酸化)して、日が経つごとにどんどん新鮮さが失われていきます。
時間による劣化に加え、直射日光や高温多湿にも弱いため、正しく保管できていないとより劣化スピードが早まります。
劣化してると酸っぱかったり、苦味が強すぎたりと不快な味がするよ
劣化した古いコーヒー豆を飲むことで、胃や腸に負担を掛けてしまい、体調によっては気持ち悪さが出ることも…。
コーヒーは肉や野菜のような生鮮食品と同じなので、鮮度もとても重要になります。
コーヒーを飲んで気持ち悪くなったときの対処症
せっかくの美味しいコーヒーを飲んだ後に、気持ち悪くなるのは避けたいところ。
適切な対処法を知っておくことで、副作用に効果的に対応することができます。
それぞれ解説していきます。
水や白湯を飲む
前述のとおりコーヒーを飲んで気持ち悪くなる多くの原因が、カフェインやクロロゲン酸の体内での濃度が高いことによります。
なので水分を摂取し、これらの体内濃度を下げてあげることが大切になります。
特に胃腸に負担をかけないためには、冷たい水よりも白湯を飲む方がより良いです。
白湯にはリラックス効果もあるよ
またコーヒーを飲むと利尿作用によって体内の水分が失われ、脱水傾向になります。
脱水状態は頭痛や体調不良の原因となるため、コーヒーを飲む際は十分な水分補給を心がけましょう。
ストレッチや深呼吸をする
カフェインによる自律神経の乱れ(交感神経が優位)も、コーヒーを飲んだあとに気持ち悪くなる原因です。
ストレッチや深呼吸は副交感神経の働きを高めてくれるので、この自律神経の乱れに対して効果が期待できます。
特に深呼吸はいつでも、どこでもできて便利です。
仮眠をとることも体調の回復にはおすすめだよ
しばらく食事を控える
コーヒーで気持ち悪くなっているときは、胃腸に負担がかかっていることが多いです。
なので、そのタイミングで食事をしてしまうと、さらに胃腸に負担をかけてしまうことになるので控えておくのが無難です。
気持ち悪さが落ち着くまでは、食事は控えよう
どうしてもお腹が空いて我慢できない場合は、お粥など消化がよく胃腸に負担のかけない食事にしておきましょう。
病院でみてもらう
コーヒーを飲んで気持ち悪くなるケースには、アレルギーの場合もあります。
その場合は自己判断せずに、病院で専門家にみてもらうのが賢明です。
アレルギーと気づきにくいことも多いですが、コーヒーを飲んだあとに気持ち悪くなることが多い場合は受診しましょう。
自己判断で放置するのは禁物だよ
コーヒーで気持ち悪くならないための飲み方
コーヒーを飲んだ後に気持ち悪くならないためには、コーヒーの飲み方を工夫することが重要です。
適切な摂取量やコーヒーを飲むタイミングなど、気持ち悪くならないためのコーヒーの楽しみ方を紹介します。
それぞれ解説していきます。
空腹時や就寝前は避ける
空腹時にコーヒーを飲むと、胃酸の過剰分泌や胃腸への刺激が原因で、体調不良を感じることがあります。
また就寝前のコーヒーもカフェインの覚醒作用により、睡眠の質が低下し翌日の体調不良へとつながりやすくなります。
このため空腹時や就寝前を避けるなど、コーヒーを飲むタイミングを調整することは予防策としておすすめです。
食後に飲むと胃腸への負担も少ないよ
飲みすぎない(1日3杯くらい)
カフェインやクロロゲン酸の過剰摂取につながり、神経を過敏にし不安感や心拍数の増加、睡眠障害等を引き起こします
日本にはコーヒーの明確な摂取基準はないですが、海外の研究論文から推察すると1日3杯程度にしておくのが無難です。
もちろんその日の体調によって、飲む量を減らすなど工夫は必要。
ルーティーンになって飲んでしまうこともあるから注意が必要だよね
新鮮なコーヒー豆を使う
焙煎から日が経って古くなったコーヒー豆は、吐き気など気持ち悪さの原因になります。
できれば焙煎したての新鮮なコーヒー豆を入手し、少なくとも1ヶ月以内には飲み切るのがベストです。
僕も焙煎後の新鮮なコーヒー豆をお手頃価格で販売しているので、良ければショップをご覧ください。
取り扱っているのはスペシャルティコーヒーのみだよ
またどれだけ新鮮なコーヒー豆でも、空気に触れっぱなしや直射日光にさらされた環境下では、劣化スピードが早くなります。
そのため保存にも工夫が必要で、専用の密閉容器にいれておくのがおすすめです。
カフェインレスコーヒーを使う
カフェインを大幅に取り除いたカフェインレスコーヒーを使うのも効果的な予防策です。
「カフェインレスコーヒー=薄くてまずい」みたいなイメージがある人もいるかもですが、今はとても美味しくなっています。
体調のすぐれないときや飲みすぎて気になるときは、カフェインレスコーヒーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
僕も夜のコーヒーはカフェインレスにしているよ
ミルクを入れてカフェオレにする
ミルクには、胃壁の保護やカフェインの吸収をおだやかにする役割があります。
そのためブラックコーヒーにミルクを加えて、カフェオレにすることで胃腸への負担を軽減できます。
ミルクを入れることでまろやかな味わいにもなるよ
コーヒー飲むと気持ち悪くなる理由と対策まとめ
本記事では、コーヒーで気持ち悪くなったり、吐き気や頭痛、下痢などの副作用が起こる理由と対策を紹介しました。
コーヒーを飲んで気持ち悪くなる原因は主に以下の4点。
特にカフェインによる影響は大きいので、飲む量やタイミングの工夫が対策や予防策として重要です。
また古いコーヒー豆を使っていることも見逃されがちな原因なので、新鮮なコーヒー豆を使うなどの工夫が必要。
ちなみに当サイトでは焙煎後の新鮮なコーヒー豆を販売していますので、ぜひチェックしてみてください。
豆以外にもコーヒーバッグやカップも取り扱っているよ
今回は以上です。