どうも、コーヒーが好きすぎて焙煎まで始めてしまったゆうさく(
)です。長年、自家焙煎コーヒーのネットショップの開業を夢みていましたが、ガス式の本格焙煎機はどれも100万円をゆうに超えるものばかりで諦めていました。
そんなときにお手頃価格でありながら本格的な機能を備えた「ハマ珈琲1kg焙煎機」に出会ったことで、ついに夢が実現しました。
今ではハマ珈琲1kg焙煎機でガンガン焙煎しています
結果としては購入して正解だったんですが、ネット上にはハマ珈琲1kg焙煎機の情報は少なく、実際に使い始めるまで不安でした。
きっと同じように興味はあるけど、一体どんな焙煎機か気になっている人は多いはず。
そんなわけで本記事ではハマ珈琲1kg焙煎機を使ってみて感じた良い点はもちろん、悪い点まで正直に紹介していきます!
\ 高コスパ焙煎機 /
ハマ珈琲1kg焙煎機のざっくりレビュー
まずはハマ珈琲1kg焙煎機の概要・スペックから使用感までの基本情報を、画像を使いながら紹介していきます。
概要・スペック
ハマ珈琲1kg焙煎機は、大阪にあるハマ珈琲が製造・販売を手がけるオリジナルの焙煎機です。
町工場の協力のもと1台ずつ手作りで製造されているよ
外観は黒とシルバーを基調とし、小型ながらしっかりとした存在感があります。
焙煎中に主に調整するのは、火力とダンパーの操作です。
本体下には熱源であるガスコンロがあり、つまみを動かすことで火力を調整できます。
ただ火の大きさやつまみの位置をみながらの調整になるので、火力調整は感覚的にならざるを得ません。
本体側面にはダンパーがあり、開閉により庫内の空気の流れを調整したり、溜まったチャフを飛ばすことができます。
ダンパーは動かしやすく、調整はしやすいです。
本体前面にはバネ式の観察窓があり、手軽に豆の色味や匂いなどをチェックすることができます。
バネ式なのでサクッと手軽に観察でき、地味に便利です。
焙煎後の豆は、本体前面に設置された冷却ボックスに取り出す形になり、スイッチひとつで自動で撹拌しながら冷却されます。
いち早く冷ましたいなら小型の扇風機やハンディファンなどがあると便利です。
焙煎で出たチャフは、本体下とサイクロンに接続されたチャフ受けに溜まります。
本体下のチャフ受けには、チャフはある程度は溜まりますが、そこそこキャスター台や床には飛び散るので、焙煎後に掃除は必要です。
ハマ珈琲1kg焙煎機の詳細
焙煎容量 | 約150g~1,200g(生豆時) |
主電源 | 100V単相(家庭用電源) |
ガス | LPガス、都市ガスともに対応 |
ドラムのタイプ | 半熱風式 |
本体サイズ | W305×D755×H1,500mm ※キャスター台含む |
価格 | 726,000円~(税込) |
使用感
使い方としては、焙煎中は火力とダンパーの調整のみのシンプルな構造になっています。
- 本体を温める(暖機運転)
- 豆をホッパーに投入する
- 焙煎する(火力とホッパーの調整)
- 豆を取り出し冷却する
- 欠点豆を取り除く
- チャフの掃除をする
焙煎をする上で特に問題となるのは、ハマ珈琲1kg焙煎機の熱源が家庭用のガスコンロという点です。
価格をリーズナブルに抑えることができる点はメリットですが、どうしても火力調整のしやすさという点では他の焙煎機に比べ劣ります。
火力調整がつまみを動かすアナログ式(遊びあり)なので、毎回全く同じ火力を再現するのは難しく感覚的にならざるを得ません。
はじめは火力調整にめちゃくちゃ苦労しました
ただハマ珈琲1kg焙煎機にはローストロガーであるArtisanを設置できるので、パソコン上で温度変化をおうことでこの問題は解決できます。
他の焙煎機のようにガス圧の調整が一定に調整できても、結局は焙煎機内や豆の温度がコントロールできなければ焙煎は失敗します。
数値でわかるガス圧よりも、温度変化をしっかりと追っていけば焙煎はうまくできることが分かってからは特にデメリットには感じなくなりました。
シンプルな分だけ使いやすい焙煎機だよ
またどうしても不安という場合は、特注で微圧計付きの専用バーナーを追加できます。
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ハマ珈琲1kg焙煎機のメリット
ここからはハマ珈琲1kg焙煎機のメリット(良いところ)について紹介していきます。
それぞれ深掘りしていきます。
ガス式の本格派で70万円台という安さ
何と言ってもハマ珈琲1kg焙煎機の最大の魅力は、そのコスパの高さでしょう。
他社製品のように本格的な機能・性能はそなえつつ焙煎容量も1kgなのに、価格は70万円というのは驚きです。
本格的な自家焙煎をはじめる上でネックになりやすい費用面で、とても心強い焙煎機と言えます。
個人には嬉しい価格帯だよね
また最近では電気式の焙煎機も増えてきましたが、味の面では特に浅煎りはガス式に分があるなと感じています。
ハマ珈琲1kg焙煎機は強力なガス火で焼け、ブロワー(ファン)もプロペラ型大出力なのでしっかりと豆の味を引き出せます。
どうしてもこれだけの機能・性能だと100万円を大きく超えてきますが、ハマ珈琲1kg焙煎機は70万円とコスパが高すぎます。
メンテナンスが容易
ハマ珈琲1kg焙煎機は、メンテナンスが容易なのも魅力のひとつです。
特にファンの部分は目詰まりのしにくいプロペラ型大出力になっているなど、メンテナンスの回数が少ないなど親切な設計がされています。
またガスコンロやブロワーなどは市販品が多く使われており、故障などのときにも部品が手に入りやすく、また費用も抑えられるという利点があります。
僕みたいな個人でやってる人に、とにかく優しい焙煎機
連続で焙煎ができる
焙煎機の購入のさいにはAillio (アイリオ)など電気式の焙煎機も検討しましたが、1日の焙煎に制限がありました。
その点、ハマ珈琲1kg焙煎機は連続でガンガン焙煎ができるので、一気に焼きたいときにも心配がいらないので安心です。
特に個人でやっていると焙煎にかけられる時間は限られているので、できる時に何バッチも焙煎できるのはありがたいです。
とてもタフな焙煎機だと感じています
販売実績が多い
ネットで調べていてもハマ珈琲1kg焙煎機ってあまり出てこないので不安でしたが、実は販売実績は460件以上と多いんです。
ちょうど僕が買ったのが468台目の焙煎機でした。
これだけの人が、ハマ珈琲1kg焙煎機を購入しているのを知ったのは購入の最後の決め手になりました。
これだけ多くの人が使っていると安心感があるよね
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ハマ珈琲1kg焙煎機のデメリット
ここからはハマ珈琲1kg焙煎機のデメリット(悪いところ)について紹介していきます。
ハマ珈琲1kg焙煎機のデメリットは、前述のとおり火力調整がアナログで感覚的という点です。
価格を抑えるために熱源がガスコンロとなっており、どうしても火力調整のしやすさという点では他の焙煎機に比べ劣ります。
炎の大きさやつまみの位置を見ながらの調整になり、毎回全く同じ火力を再現するのは難しいです。
しかもつまみ部分は遊びがあって調整しにくい…
ただこの火力調整の難しさという難点も、ローストロガーのArtisanを設置し、パソコン上で温度変化をおうことで解決できます。
他の焙煎機のようにガス圧の調整が一定に調整できても、結局は焙煎機内や豆の温度がコントロールできなければ焙煎は失敗します。
数値でわかるガス圧よりも、温度変化をしっかりと追っていけば焙煎はうまくできることが分かってからは特にデメリットには感じなくなりました。
慣れれば問題ないけど、正確に火力を調整したい人には向かないかも
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ハマ珈琲1kg焙煎機の口コミ
ハマ珈琲1kg焙煎機の口コミ・評判を、公式サイトからピックアップして紹介していきます。
口コミはどれも高評価で満足するものが多かったです。
唯一無二の焙煎機
ハマ珈琲公式サイト
たくさんの無理をお願いして唯一無二のHCR1000を作っていただきました。
500g焙煎機Huky500tからの容量アップを考える中、妥協なく見るたびにアップデートされていくHCR1000に決めました。
焙煎をする上でこうだったらいいなあとところが随所に感じられる素晴らしい焙煎機です。
特に豆スプーンの使い勝手の良さには感動しました。
max生豆投入量が1250gというところも小さな焙煎所の私たちにはほんとうに心強い相棒になってくれるでしょう。
ありがとうございました。
素晴らしい焙煎機
ハマ珈琲公式サイト
これまで手回し焙煎機にて3年以上焙煎をしておりましたがscaj2022展示で1キロ焙煎機の実機確認して
購入致しました。
正直コンパクトで大丈夫かなと心配でしたが実際に焙煎をして焙煎機の使い方など感覚をつかみ、ゲイシャを焙煎したところクリーンで甘味のある素晴らしい仕上がりに声を大に喜びました!
あと疑問な些細な事も答えてくれ購入して良かったと思います。
ハマ珈琲焙煎機で世界1位の焙煎目指します!ありがとうございました。
たいへん優れた焙煎機です!
和歌山で自家焙煎コーヒーのカフェを経営してます。ハマさんの焙煎教室で基礎を学び、この焙煎機を購入しました。
一年以上使用してますが非常に扱いやすくてウチの店にはピッタリなサイズです。
メンテナンスも簡単なので、これから焙煎機の購入を考えている方には、値段のうえでも選択肢の1つになると思います。
焙煎機体験もやっているみたいなので購入前に触れてみるのも良いかも。
最近はこの焙煎機の設置しているお店に伺って、自分のコーヒーとの味比べするのが楽しみの1つになっています。
おすすめの焙煎機だと思います‼
ハマ珈琲公式サイト
2台目も同じHCR-1000購入
ハマ珈琲公式サイト
小さな自家焙煎店として3年半前に1台目購入。すこぶる快調に使用していましたが、毎日平均10〜15パッチを生豆1000g投入して焙煎するためメンテナンス作業が追いつかず、何度もハマ珈琲さんに持ち込んで修理のお世話になりました。
この度その不安を解消するために1台目を予備機として、2台目の購入を決断。今製作中の5kg焙煎機を待とうかと思いましたが、欲張らず使い慣れた同じ容量の1kgを選択しました。
2台目使い始めて約1か月過ぎましたが、大変満足しています。
長く使っていたからこそ悩みだったチャフ受けに感激。ダンパーもハンドルタイプに変更されていて使いやすく、他にもステンレス部分が増えていたり、外せなかった部材が取り外せて清掃できたりと工夫されています。ドラムの撹拌板も変更されていて以前より綺麗に焙煎できています。
価格も同じ容量の他社製品と比較してとても良心的だと思います。
添付の組み立て・取り扱い等の説明書類が懇切丁寧で、全く初めての方でも設置ができます。
各部材にも組み立て手順のシールが細かく貼られていて助かりました。
数年後には名機とされる予感
先ず最初に申し述べたいことは「HCR-1000」自体の評判は導入の有無は別として現時点ではそれほど巷の噂として出てこないが、使用されているお店(少なくとも大阪・京都の範囲)の評判は比較的に高いように思われる。
あくまでも私見ではあるが、1つの判断材料としてHCR-1000の及ぼす影響も大きいのではと推測され、であれば焙煎をする上でのアドバンテージとなっている可能性が高いものと考えられる。筆者は約1年半の期間を使用し大変助かっていることは、メンテは別として故障知らず。
電気系統にガスコンロは常に快調で、毎日ストレス無しで大変有り難い。
また、購入前は計器類がサーモメーターだけという点で多少の不安もあったが、
使用の結果すぐにその不安もなくなり、1kg焙煎機として必要最小限にまとめられた設計内容には十分納得。コストパフォーマンスの高さも使えば使うほど更に実感していくと言えるだろう。焙煎機が引き出す味については前述に示唆した通りだが、恐らく5年〜10年後には1kg小型焙煎機の名機としてその存在を放つのではないかと期待も込めて予測。
ハマ珈琲公式サイト
簡単ではあるが当方のレビューとして投稿させていただく。拝読いただき感謝。
公式サイトだから良いものだけ載せてるんじゃないかと一瞬は思いましたが、生の声を拝見していると本当に満足している様子が伺えました。
やらせやステマでなく、本当に良いものなんだってのが伝えわってくるよ
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ハマ珈琲1kg焙煎機と他社焙煎機の比較
ここではハマ珈琲1kg焙煎機と、同サイズの他社の焙煎機と比較していきます。
それぞれの焙煎機の違いをチェックし、自分にあった焙煎機を探してみてください。
商品 | 焙煎方式 | 焙煎容量(生豆) | 連続焙煎 | 価格 | 評価 |
---|---|---|---|---|---|
ハマ珈琲1kg | 半熱風式 | 1,200g | 可能 | 約70万円 | |
フジローヤル1kg | 直火式/半熱風式 | 1,000g | 可能 | ※設置費 | 約130万円|
ナナハン焙煎機 | 直火式/半熱風式 | 900g | 可能 | 約100万円 | |
Aillio | 電気式 | 1,000g | 深煎りは向かない | 可能だが限界あり※別途 PC設定費(希望時) | 約55万円
ハマ珈琲1kg焙煎機は、一度に焼き上がりで1kgの焙煎が可能であり、大量の豆を連続で焙煎できるのは大きな強みです。
しかも性能も他社と同等で、メンテナンスも容易なのに、価格は約70万円とコスパが高すぎます。
知名度こそフジローヤルやAillioより劣りますが、総合力はかなり高い焙煎機と言えます。
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ハマ珈琲1kg焙煎機はこんな人におすすめ
ハマ珈琲1kg焙煎機は「値段は抑えたいけど、本格派の焙煎機を使いたい」という人におすすめです。
本格的なガス式の焙煎機で連続での大量焙煎が可能、しかも100万円をきる価格帯は日本ではハマ珈琲の焙煎機だけです。
個人のお店にはとても優しい価格設定だよね
ガス火の調整は感覚的にならざるを得ないですが、そこが妥協できるなら間違いなくコスパ最強の焙煎機と言っていいでしょう。
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ハマ珈琲1kg焙煎機でよくある質問
ハマ珈琲1kg焙煎機でよくある質問をまとめました。
ハマ珈琲1kg焙煎機レビューまとめ
本記事ではハマ珈琲1kg焙煎機のレビューを紹介していきました。
ハマ珈琲1kg焙煎機は、本格的な性能を備えつつ、しかも約70万円とコスパの高い焙煎機です。
火力がカセットコンロのつまみでの調整なので感覚的にはなりますが、そこはローストロガーの活用でカバーできます。
特注でオリジナルバナーも追加できるよ
もし僕のように個人で本格的に焙煎がしたい、小さなお店でコーヒー豆売りがしたいひとにはとても心強い焙煎機と言えます。
メンテナンスも容易で、部品も市販品で代用できるのでランニングコストも抑えれます。
現状、ハマ珈琲以上のコスパの高い焙煎機はないと言っても過言ではないです。
\ 高コスパ焙煎機 /
今回は以上です。